Tさん2001年入社
伝える工夫、
お互いを理解する努力を重ねながら、
業務を進めていく部分は、
大きなやりがいにつながっていると思います。
- 現在の所属と、
仕事内容を教えてください。
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アメリカにあるFuji Foods Inc.でR&D(研究開発)に所属しています。主な業務は商品開発ですが、アプリケーション開発や営業支援などにも携っています。現地スタッフと協力しながら嗜好性や食文化の違いを考慮し、加工食品メーカーや外食レストラン向けの商品開発や、市場調査、販促資料の作成、提案営業支援まで幅広く活動しています。
- 日本と海外では、業務やその進め方、働き方などにどのような違いがありますか?
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日本では「事前準備」や「関係部署とのすり合わせ」といったプロセスを丁寧に行い、チームで協力して、成果を目指す働き方が多いのに対し、アメリカでは、実行力が重視され、まず動いてみて、必要に応じて修正していく、よりフレキシブルなスタイルが多いと感じます。また働き方に関しては、業務とプライベートのメリハリを大切にする文化があり、勤務時間内に集中して仕事を終わらせることが一般的で基本的に残業はしません。休暇の取り方も柔軟で、仕事とプライベートの時間をしっかり分ける点に違いを感じます。
- 海外赴任後の、一番大きな仕事や苦労したことなど印象に残っている仕事はありますか?
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印象に残っているのは赴任当初、日本とアメリカの味づくりの違いに戸惑ったことです。日本では“うま味の深さ”や“余韻”、“全体のバランス”を調整しますが、アメリカでは“わかりやすい味”、“インパクトのある味・香り”を重要視するなど、評価基準が異なりました。また“初めて出会う味”、日本ではあまり使わない香辛料やハーブ、甘さや塩味の強弱など、アメリカ独特の味のマッチングにも最初は苦労しましたが、現地スタッフの意見を取り入れながら調整していくことで、少しずつ方向性がつかめるようになりました。
- これまでの業務経験は、海外でどう役に立っていますか?
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赴任当時、当社にはアプリケーション開発という考え方、仕組みがありませんでした。そこで、日本で培ったアプリケーション開発の経験や、商品パンフレットや提案資料作成の経験を活かし、その業務を一から根付かせる取り組みをしています。必要性を理解してもらい、業務を継承していく、やりがいのある仕事です。
販売エリアが広いアメリカを限られた人数でフォローするのは難しく、このような販促資料は強みになると感じています。
- 海外赴任後の、仕事のやりがいはどんなところですか?
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現地のローカルスタッフとは価値観の違いや言葉の壁もあるため、理解を得るのに多くの時間とエネルギーを要します。伝える工夫、お互いを理解する努力を重ねながら、業務を進めていく部分は、大きなやりがいにつながっていると思います。
- 今後の目標を教えてください。
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今後は、アメリカで得た経験を少しずつ自分の力に変えていき、いつか日本に還元したいと考えています。海外赴任では現地スタッフをはじめ、家族や本社のサポートに日々助けられています。その支えのおかげで新しい経験を積むことができているので、仕事を通じてその恩返しをすることが今後の目標です。
海外勤務を希望している方に
メッセージをお願いします!(こんな人と一緒に働きたいなど)
海外赴任は「自分の当たり前が全く通じない環境」で働く経験です。最初は苦労もありますが、その分、大きな成長が得られると思います。日本では経験できない仕事や、その幅が広がり、自分の専門性がより立体的に見えてきます。
迷っている方は、一歩を踏み出してみてください。自分の可能性を実感できるチャンスになると思います。