陳料理長は、香港で広東料理を学び、1993年から磯子カンツリークラブで腕を振るう。厨房は、8名の香港人と日本人が料理を手掛けている。陳料理長が、富士食品のオイスターソースに出会ったのは2012年9月。「調味料の主力となるもの」と語るほど中華料理にとって重要なオイスターソースを変更することに、戸惑いはなかったのでしょうか。
　「富士食品のオイスターソースは当レストランが長年守り続けてきた味を変えることなく、仕上がりの色味が非常にきれいだった。何の問題もありませんでしたね」。20年間にわたり磯子カンツリークラブレストランの味を具現化し続けてきた陳料理長も満足のご様子です。
　調理場のトップを任されている現在でも、いろいろなお店を食べ歩いたり、料理に関する書籍に目を通したりと、料理の追求に余念がない陳料理長。「これからも伝統を守りつつ、新しい料理の開発にも挑戦したい」と、今後への意欲を満面の笑顔で語ってくれました。

　鈴木副支配人は、富士食品のオイスターソース導入のいきさつに詳しいお方。「当クラブの会長は毎日レストランの味をチェックするほど“伝統の味”を守ることにこだわる人なのですが、納得しています。」創業時からシュウマイが話題となり、ゴルフにかけたネーミングの五目焼きそば「ぴんそば」（ピンのそば。中央のウズラがゴルフボールを、周囲のチンゲンサイがグリーンを表現）も古くからの名物メニュー。クラブ会員しか味わえないのが非常に残念ですが「JR新横浜駅にあるタカシマヤフードメゾン新横浜店3階に『横浜中華点心 Isogo Country Club』を出店しています。シュウマイもぴんそばもご用意していますので、ぜひ召し上がってください」とのこと。気になる方は、ぜひお試しを！